2022年7月1日 日本経済新聞の記事によると、 国税庁が7月1日に発表した相続税や贈与税の算定基準となる2022年分の東京都内の路線価(1月1日時点)は、平均で前年比1.1%の上昇でした。

 昨年度の路線価は外国人観光客の減少により、近年まで価格上昇していた商業地と観光地の下落などが目立ちましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が徐々に緩和され、人出の回復や消費の活発化により多くの地点で上昇に転じたり下げ幅が縮小したりした地点も多く、2年ぶりに前年を上回ったようです。 一方、オフィス需要やインバウンド消費の低迷から、ビジネス街や商業地では下落が続いた地域もありました。

 全国トップの路線価は37年連続で東京都中央区銀座5の文具店「鳩居堂」前で価格は1平方メートルあたり4224万円。また、最高路線価の上位3地点は、銀座中央通り、新宿通り、渋谷・宇田川町の渋谷駅側通りで前年と変動ありませんでした。

※参照 2022年7月1日 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62228130R00C22A7MM0000/

国税庁路線価HP https://www.rosenka.nta.go.jp/