桜が咲き始めました。皆様、お花見はされましたでしょうか。
日本では桜をめでる習慣は昔からありますが、もともとの「お花見」は奈良時代の貴族の行事が起源とされ、庶民が花見を楽しむようになったのは江戸時代からだそうです。
当時、江戸の桜の名所といえば上野の寛永寺だったのですが、格式の高いお寺だったため庶民は思うように花見を楽しめなかったそうで、八代将軍徳川吉宗が、飛鳥山(東京・北区)や御殿山(同・品川区)、隅田川の土手などに桜を植えて開放したことで庶民も「お花見」が楽しめるようになり「お花見の文化」として定着したようです。
現在も上野といえば上野恩賜公園の桜が有名ですが、近隣の東京国立博物館では3/14~4/9の期間、「博物館でお花見を」と題し、絵画、陶磁器、きものなど桜をモチーフにした日本美術が見られる企画が開催され、庭園ではソメイヨシノやオオシマザクラ、枝垂れのエドヒガンザクラなど役10種類の桜も楽しめるようです
まだお花見のご予定がお決まりでないようでしたら、上野恩賜公園の桜を楽しみながら博物館の桜もご覧いただくプランはいかがでしょうか。