こんにちは。行政書士の秋元志保と申します。

今回、新メンバーということで、私自身のことをお話しさせていただく機会をいただきました。

ちょっと恥ずかしさもありますが、私について知っていただくことで少しでも親しみをもっていただければ幸いでございます。

私は、東京都豊島区生まれ、豊島区育ちです。豊島区といえば「池袋」。治安が悪い、人が住むところがあるのかといったイメージでしょうか。そんな繁華街のど真ん中で育った私ですが、小さいころから本を読むのが大好きで、どちらかと言えば根暗な文学少女でした。

本好きから「日本語」について興味を持ち、大学では文学部で日本語学を専攻しました。今は就職に直結するような学部が人気ということなので、そういう意味で言えば全く役に立たない学問ではありましたが、とても豊かな時間を過ごせたかなと思っています。

大学3年生になり、就職を考えた時にやってみたいと思ったのが①ツアーコンダクター②ウエディングプランナー③ディズニーのお姉さん。ということで、まずは①を叶えるべく、就職氷河期の荒波を乗り越え、新卒で旅行会社に就職いたしました。法人営業部に配属され、営業に、添乗にと土日祝日も関係なく忙しい日々を送っておりました。

その後、転職し、③→②を叶えました。我ながら「有言実行」で、学生の時に描いていたキャリアプランを着実に歩んでいました。28歳で結婚、その後妊娠、出産、育児のため一時、専業主婦になりました。

働くのが大好きだった私は、早々に社会復帰を考え、この期間に行政書士の資格を取得しました。「この経歴でなぜ行政書士になったのか?」とよく聞かれます。以前は、お客様の「楽しい」を「もっと楽しい」にする仕事に好んで就いていました。一旦、社会から離れ、今後のキャリアを考えた時に、お客様の「大変」を少しでも「楽」にする仕事に魅力を感じました。

それは、自分がある程度の年齢になり、家族を持ち、厳しい現実問題に直面する機会も多くなったからだと思います。様々な経験を経た今だからこそ、自分と同じように困っている誰かのために、何かお手伝いすることができないだろうかと思い始めたことがきっかけです。

子供が大きくなり、自分の時間が取れるようになったタイミングで開業。

現在は、地元の豊島区に事務所を構え、ありがたいことに多くのお客様よりご依頼をいただけるようになりました。人に恵まれたこともあり、《セカンドキャリア》という意味では、とても順調にお仕事をさせていただいていると思います。

行政書士の業務は幅広く、まだまだ知らないことも多いですが、自分が学ぶことで誰かの役に立つことができるやりがいのある仕事だと感じています。

私はずっと企業に勤めていましたので、開業して一人で仕事をすることに少なからず不安を感じていました。仕事をしてきた経験があるからこそ、その怖さが分かっていたからです。

ところが、不思議なことに、目の前のお客様に誠実に向き合って、ひとつひとつ丁寧に仕事をしていくと仲間がどんどん増えていくのです!今回、こちらの一般社団法人にジョインすることができたのもいろいろな縁が重なって実現しました。

自分を頼ってくれたお客様をなんとか助けたい、幸せにしたいという気持ちが心強い仲間たちにめぐり会わせてくれたのかなという嬉しい気持ちと他のメンバーにもそう思っていただけるように学びを深め、人としても成長していかなくてはならないと身が引き締まる思いでもあります。

私の強みは【人が好き】ということだと自負しています。

【人が好き】だから、誰かのために何かをしたいという気持ちを強く持つことができているのかなと思います。それでも、いいことばかりなんてことは全くなく、しんどいことも多いです。仕事量のコントロールが難しくて土日も働くことなんてザラですし、仕事の夢を見て夜中に目が覚めることもあります。

それでも、お客様や仲間達に「ありがとう!」と言ってもらえる仕事にとてもやりがいを感じています。

現在は、行政書士という仕事の他に、豊島区の観光振興プラン策定委員やJIMO-Toshimaライターとして、生まれ育った豊島区に少しでも貢献するべく、《街づくり》の活動も行っています。人として、行政書士として、妻として、母として、まだまだ未熟ではございますが、誰かの声に耳を傾けて、しっかりと手を差し伸べられるようなそんな仕事をしていきたいと思っております。

こんな私ではございますが、ご縁をいただき、たくさんの方にお会いできるのを心より楽しみにしております。

(追記)

趣味は、「クラフトビール」と「銭湯・サウナ巡り」です。ご希望がございましたらお仕事の話の合間にそんなお話もできたら嬉しいです!