新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた東京の夏の風物詩「隅田川の花火大会」が今夏、4年ぶりに7/29に開催されるそうです。今年が第46回の開催となる隅田川の花火大会は毎回90万人以上の観客が集まり、夜空に広がる約20,000発の花火を楽しみます。

 

この隅田川の花火大会の起源は「両国の川開き」に由来するそうで、1732年に発生した大飢饉が国勢に多大な被害と影響を与えたため、犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を祈って、幕府(8代将軍吉宗)が催した水神祭に続き享保18年(1733)に両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが「両国の川開き」の由来とされています。

隅田川の花火大会の歴史は、両国駅から徒歩で5分ほどの場所にある「両国花火資料館で知ることができ、他にも実物の花火玉、花火師が羽織る半纏などが展示され、花火を作る工程を紹介するビデオも視聴できるそうです。

 

当日の花火大会では、両国花火ゆかりの業者及び国内の代表的な花火大会で優秀な成績を収めた花火師たちによる花火コンクールも催され、腕自慢の花火師たちの競演と新作花火披露も必見のまさに伝統、格式共に関東随一の花火大会。

観覧に行かれる予定の方は熱中症対策も忘れずにお出かけ下さい。

隅田川花火大会